印材について

はんこの材料となる素材はかなり多くの種類がありますが、その性質や価格面などからおもに下記の5種類が使われています。古くから印材として使われていた代表的な印材です。やはり昔の人は印鑑に適した材質の知恵を持っていたのでしょう。他にも新素材やパワーストーン等いろいろありますが、ポイントは、印鑑はそうたびたび作るものではありませんので、長く使用できる丈夫なものを選びましょう。

■ 象牙
印材の最高級品。
彫刻にも捺印にも最適な硬さで、緻密な仕事に最適です。気品のある色つや、きめ細やかで美しい質感があります。現在はワシントン条約で一部輸入禁止ですが,条約締結以前に輸入されたものは、認定シールとともに正規に流通しています。
当社では、象牙を5つのランクに分けております。詳細はコチラ>>
■オランダ水牛(純白)
水牛の角材。
別名「白水牛」とも呼ばれ、適度な「ねばり」があり、ベージュ色で上品な色つやが魅力です。色筋の入っていない、均一な色のこの「純白」と呼ばれるものが最高級のものです。産出量が少ないため、オランダ水牛(色付)より高価です。
■ 色オランダ水牛(色入り)
オランダ水牛(純白)に対して、一部に自然な茶色の筋模様が入っているために、一般的に純白よりも商品価値が低いとされております。しかし逆に
色模様が入っているだけで材質的に純白と何ら変わりがない。
自然のままの模様で2つと同じものがないという別の価値がある。
純白に比べてリーズナブルである、というメリットがございます。
■ 黒水牛
白水牛と並ぶ角材の代表的な印材。
落ち着いた「黒」が根強い人気の一品です。
当店ではひび割れの少ない角の中心部分の芯持ち材を厳選して使用しています。
■ 本つげ
木材のはんこといえば、ほとんどがこのつげです。木目がきれいなので、繊細な細工に向いており、印面も美しいです。また、櫛などにも使われているよいうに、適度な硬さがあり、繊細な彫刻が可能です。リーズナブルな価格も人気です。

印材選びのワンポイントアドバイス

実印は、唯一他人に対して自分を証明できる印鑑です。
ですから、自分自身の証明するものとして、一生にわたって長く使えるものがよいでしょう。
もちろん、材質、耐久性、摩滅や破損の少なさで言えば「本象牙」が最高ですが、「黒水牛」「オランダ水牛」でも充分長期間使えます。

柘(つげ)は、価格的にお手ごろで、まだ若いときに作られるときは柘で十分です。が、しかし印鑑は一生を通じてずっとついて回るもの。 車や貴金属などと同じように、印鑑がその人の判断材料にされる時もあるようです。印鑑の再登録手続きも結構手間を取られるもの。せっかく作られる折には、やはり黒水牛以上の材質のものを選ばれることをお奨めします。

象牙印材まめ知識

1本の象牙から本当に良い材料は、その先端部分からほんの少数しか採れないのです。
  象牙はその材料の取れる位置によって価値が決まってきます。中心に近いものほど木目細かく美しいものになります。 直径10センチくらいの象牙の輪切りを想像してください。外周からは多くの材料を採ることが出来ます。中心に近づくにつれ採れる本数は少なくなっていきます。 しかも加工前の象牙の中心部は大部分が空洞になっています。このように見た目の美しさと、採取できる数量の違いで価格が決まっています。

  やはり実印には象牙の使用が望ましいです。非常に木目細かい材質なので、文字が美しく仕上がりますし、朱肉とのなじみが抜群に良いからです。仕上げの刀を走らせると、水牛がザラザラと削れるのに対して、象牙はスーっとスムーズに削れます。より豊かな表現が可能なのも魅力です。

これまで、お客様から、「本象牙の種類をもっと増やして欲しい」、また「普及品の象牙でいいから、さらに安いものが欲しい」、「多少価格が高くなっても良いから、さらに高品質な本象牙が欲しい」など様々なご要望を頂きました。
  いろいろなはんこ屋さんのサイトを見ていただければ分かると思いますが、象牙にはいろいろなランクがあります。 また、そのランクの呼び方も店それぞれ異なり非常に分かりづらいようです。そもそもランクによって何がどう違うのでしょうか?

1.高級本象牙 芯持
より本物の商品をお求めの方にお薦めします。
この商品は、やや小さめの象牙から1〜2本しか作れない大変貴重な印材です。ご注文を頂いた後、厳選された材料から所定のサイズに加工し、熟練した職人が一本一本丁寧に字入れ、彫刻、仕上げをするため、出来上りまで、約2週間掛かります。

2.高級本象牙 極上
限りなく中心に近いところで採れた象牙です。大変きめが細かく美しい印材です。本物の持つ独特の気品が漂います。

3.高級本象牙 上
象牙は採れる位置によって価値が変わってきます。中心に近い程きめが細かく美しくなります。極上印材よりも外側で採れた印材です。

4.高級本象牙
とても精密な彫りが可能で朱肉写りも最高です。何よりも質感が美しく気品があります。

5.特選本象牙
当社お取り扱いの象牙印材の中で一番お値打ちです。写真でもわかるように印材として良質な部分から取った印材ですから、とても精密な彫りが可能で朱肉写りも最高です。(当社ではこれより外側の並印材はお取り扱いしておりません)何よりも質感が美しく気品があります。印材の王様です。

当店の象牙製品は通商産業省で認定された安心の商品です

このシール(標章)は、お客様のお買い上げ商品が「種の保存法」に
基づき、政府より認定された商品であることを証明するものです。

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